SVA 公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会

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事業紹介

事業紹介


2010年度はナンガハール州の州都であるジャララバード市での学校図書館事業が最終年を迎え、図書館活動の定着をはかりました。8タイトルの紙芝居、絵本を出版しました。郡部において4校の学校建設を実施しました。子ども図書館を運営し、学校に行けない子どもに学習機会を提供しました。  

2011年度からは学校図書館活動を2つの郡の比較的安全な25校を対象に2年間の計画で開始します。ナンガハール州に現在5館ある公共図書館の支援を開始します。また子ども図書館を継続して運営します。学校建設は安全を確保できる、農村部の4校を建設します。



図書館事業

 

rp2011-afg3.jpg学校図書館

2007年から始まり、最終年を迎えたジャララバード市内22のすべての小学校を対象とす

る学校図書館事業は大きな成果を上げ、終了しました。事業開始前に図書室を利用する子どもは28%でしたが、96%に改善。児童は、図書室を平均で週2 回利用するようになりました。

2011年度は、これまでの都市部での学校図書館活動の経験を基に、ジャララバード市に接する、2郡の25校を対象に、2年間の計画で学校図書館事業を開始します。移動図書館活動によって図書の重要性について教員と子どもたちに理解を促した後に、図書や備品を供与して図書室を設置し、教員を対象に図書館活動の研修を行います。また、2010 年度までに図書室を設置した11 校に対して教員研修を行います。

<写真:教員研修でグループワークに取り組む教員>



rp2011-afg2.jpg絵本・紙芝居の出版

 

2010年度は、6タイトルの絵本をパシュトゥン語、ダリ語各600冊、2タイトルの紙芝居を

2言語各100セット出版しました。また在庫切れとなった1 タイトルを再版しました。これらの絵本と紙芝居は、ナンガハール州の36 校と子ども図書館にて活用されます。配布対象となる小学校、図書館の増加に伴い、2011年度は、部数を各言語1,200 冊に増やし、7 タイトルの絵本と2タイトルの紙芝居を発行する予定です。

<写真:2010年度出版の絵本と子どもたち>

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公共図書館

 

ナンガハール州では5つの公共図書館が情報文化局により設置されました。同局の要請に基づき、2011年から2年間、公共図書館の支援を開始します。子ども向けの本の配布、移動図書館活動、図書館員の研修、モニタリングと助言指導を行います。



rp2011-afg1.jpg子ども図書館

 

2010 年も未就学児童のための特別教室を実施し、50 人の子どもたちが学びました。読み聞かせ、工作、タラナ(詩の朗読)といった図書活動、縫製教室、月例行事も実施されました。294 日開館し、2009 年度より76% 多い5万1,065人(内、女子50%)が利用しました。

1 日あたりの利用者数も昨年度の120人から174人となり、図書の貸出数も大幅に増加しました。2011 年度は、特別教室を修了した子どもが、小学校に編入できるためのサポートを行います。

<写真:子ども図書館の女の子>



rp2011-afg4.jpg学校建設事業

 

2010年度は、12室(8教室、1図書室、1校長室、1職員室、1教材室)の校舎を2 棟、9 室(6 教室、1 図書室、1 校長室、1 職員室)の校舎を1棟、4 教室の校舎を1棟、合計4棟を郡部で建設しました。

各学校には、図書や机、椅子等の備品、生徒向けの文具を提供しました。建設終了後には、教員、住民向けの学校校舎維持・管理ワークショップを行いました。

建設によって、4 校あわせて898 人の子どもが青空学級から解放され、安全で快適な校舎で学ぶことができるようになるとともに、就学児童が1,674 人増加しました。

2011 年度は、12 室の校舎を2 棟、9 室の校舎を2 棟、計4 棟の建設を行う予定です。

<写真:完成した新校舎に向かって走る子どもたち(ランディバサウル小学校)>

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洪水被災者への緊急援助

 

2010年7月にアフガニスタン東部を襲った洪水により15,000人が家を失い、400人が亡くなりました。当会は、7月下旬にアクセスが困難なため、どの団体からも支援を受けていなかったクナール州の村の150世帯に食糧を配給しました。



rp2011-afg5.jpg職員研修および国際交流

 

2010年9 月に東京都北区などの招へいにより、子ども図書館の子どもたち8 人が「アジアの子供の夢舞台」に参加し、アフガニスタンの詩の朗誦と民族舞踊を披露するとともに、日本の子どもたちと交流しました。その後、同行したスタッフ2 人は経理、図書館事業についての研修を東京で受けました。

4月にUNHCR による安全確保研修を総務担当職員1人と東京事務所アフガン担当職員が受けました。治安の悪化のため5月以降日本人職員を派遣できなかったため、イスラマバードや東京などに現地職員を招へいし、業務調整を行いました。日本人職員の常駐ができないため、現地職員の能力強化や日本招へいによる支援者との交流がますます重要となっています。

<写真:「アジアの子供の夢舞台」に参加した8人の子どもたち>


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