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図書館事業

カンボジア的、図書室の効果


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学校図書室の効果と聞いて何を思い浮かべますか?

活動を行っていますバンテイミンチェイ州の85の小学校で調査を行いましたところ、1位は図書室ができてから子ども達が「読書好きになった」、続いて「読解力が伸びた」という結果でした。でも中には面白い効果が見られています。

 

  

 

 

3位が「学校から抜け出す子どもの減少」で85校中12校がこれを効果としてあげています。どれだけすてきな校舎があっても学校がおもしろくないと休み時間にこっそり逃げ出してしまう子どもが多いのです。そこに現れた好奇心を刺激するカラフルな本が置かれた図書館。思わず休み時間ごとに足を運んでしまう子ども達が急上昇中です。これは10位の「時間通りに学校に来る子どもが増えた」にも関係しています。

9位にあげられているのが「親や親戚のために学校から本を借りて、子どもが家で本を読んであげるようになった」。字が読めないお母さんや家にいるたくさんの弟、妹のために、図書室から本を借りては、読んであげているそうです。バンテイチマー小学校に息子を通わせているお母さんも、「ここは激戦地でしたので学校に通ったことはありません。そんな私のために息子が一生懸命本を読んでくれるのです」と目を潤ませていました。

また「笑顔の子どもが増えた」という先生もいました。図書室ではおはなし、お絵かき、折り紙など子ども達が楽しめる活動を用意しています。1998年まで戦闘状態にあったバンテイミンチェイの大人に取って子どもの笑顔はかけがえのない宝物です。

まだまだある図書室の効果。図書室という空間の可能性は無限大です。

 

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鎌倉幸子


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