現在カンボジアではアンコール・ワットがあるシエムリアップ州の小学校で図書の出版と配布、図書館員育成などの事業を行なっています。
事業が開始して以来、先日の中間評価でも図書館活動がうまくいっていない順位で最下位だった2校、S小学校とP小学校が今週のワークショップに参加しています。
ところが、今回のワークショップの蓋を開けてみてびっくり。
ワーストワンだったS小学校は校長が教員の中からようやく図書館員を選抜して、今回のワークショップに参加してますが、この若い先生(男性)が非常にやる気満々で積極的にワークショップに参加しているのには驚きました。
また、ダメな校長と思っていた校長先生も今回のワークショップに熱心に参加し、昨日、今日と謄写版の実習だったのですが、この校長先生が以外に絵がうまかったのです!
謄写版を使ってみんなで手作り絵本を作ったのですが、校長先生がすべての挿絵を書いていたのには驚きました。
これから、図書館を整備しますとのこと、この言葉を信じたいですね。今後が楽しみですね。
そしてワーストツーだった、P小学校は校長と図書館員がワークショップに参加。この二人も積極的に参加していました。校長先生は謄写版の印刷にかかりきりで、図書館員の男の先生は鉄筆でのステンシルきりにかかりきりでした。

そして、昨日と今日の謄写版ワークショップは3グループに分かれて実習したのですが、このダメな2校と図書館活動が最もうまくいっている小学校、F小学校(今回のワークショップには校長と図書館員女性2名の計3名が参加)が同じ第1グループとなったこともあり、良い刺激を受けたことでしょうね。

今回のワークショップのモニタリングが4月末から6月にかけて予定していますが、この2校の変化を見るのが今から楽しみです。
以上、今回のワークショップの現地速報でした。
SVAカンボジア事務所 手束耕治