9月4日にプノンペン市内のスラムをめぐるSVAの巡回図書館活動がスタートして、はや1ヶ月。バイクに絵本を積んで、市街地のスラム3ヶ所と郊外の旧バサック・スラムの移転地2ヵ所の計5ヶ所を1ヶ月にそれぞれ2回くらいの割合で巡回しています。
今回訪問したトムノップ・リークリエイ・スラムはその市街地のスラムの一つで、プノンペン市内を南北に流れるバサック河沿いにできたスラムです。20年くらい前から地方から出てきた人が川沿いの土手に小屋を建てて住み始め、現在の世帯数は150あまり。
朝7時半、スラム巡回図書館チームは根拠地のブディング・スラム住民図書館を出発。舗装道路から路地裏に入り、曲がりくねった狭い道を抜けると、土手沿いに細長く伸びるスラムに到着。空き地に5メートル四方の青い大きなビニールシートを広げると青空図書館の準備完了です。今回、10月6日の巡回で3回目ということもあって待ちかねた子どもたちが駆け寄ってきます。スタッフの絵本の読み聞かせがはじまると、もうみんな絵本に夢中。お母さんもその周りに集まって子どもたちの様子を見つめています。子どもを抱っこしたお母さんが生まれてはじめてみる絵本を手に取り、ゆっくりとページをめくっています。 朝のトムノップ・リークリエイ・スラムー「喜びの堤防」スラムーに子どもたちの楽しい笑い声と明るい笑顔が広がってゆきます。