日本では「こどもの日」は5月5日ですが、カンボジアでは6月1日です。なぜ、同じではないのでしょうか。社会主義圏では1949年に児童の権利を守ることを目的として6月1日を「国際こどもの日」としました。その後、1954年の国連総会ですべての加盟国が「こどもの日」を制定することが決まりました。しかし、いつをこどもの日とするかは、各国に任されたので、社会主義国は以前からの6月1日を「こどもの日」とし、日本は5月5日としました。それぞれの国がその歴史、事情によって決定したのです。ちなみに、国連総会では、「世界こどもの日」を11月20日としました。
さて、カンボジアではこの日にあちこちでいろいろなイベントが開催されます。SVAが支援しているT96スラムでもスタッフがいろいろ考えて楽しいイベントを企画しました。当日はスラムの子どもたち40人が参加し、またSVAからは八木沢所長も出席して、朝8時からイベントがスタートしました。
先ず最初、子どもの代表がこの「国際こどもの日」の歴史をみんなの前で読んで聞かせます。次は八木沢所長の歓迎の挨拶です。それから10月のバンコクでのアジア子ども文化祭に参加するスラムの子どもたちによる「ココナッツダンス」の披露。そして、いつもT86スラムのコミュニティー図書館に来ている子どもたちが一番好きな絵本を使っての読み聞かせをしました。これまでじっと聞いていたのでそろそろ退屈してきたところで、全員参加のりんごかじりゲーム、水を口に含んでビンに移すゲームで大盛り上がりとなりました。
それから、この日に因んだ「国際子どもの権利条約」クイズでは、以前に「国際子ども権利センター」代表の甲斐田さんからいただいた ブックレットをみんなで勉強したこともあり、一斉に手を上げて応えていました。甲斐田さんありがとうございました。 そして最後は、いつものようにカンボジアダンスをみんなで輪になって踊って、楽しいイベントが終了しました。
手束耕治