SVA 公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会

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SVA絵本を届ける運動

絵本インターン「石澤沙紀さん」報告

インターンシップ発表会


 昨年の8月から2月までの約半年間、絵本を届ける運動でインターンシップをしました、立正大学3年の石澤沙紀です。

 私は、絵本が大好きで、将来は絵本作家になりたいと思っています。もしかしたら、将来に結びつく何かを得られるのでは?という期待と共に、SVAの世界に飛び込みました。

 しかし、そんな私を待っていたのは、絵本の穏やかなイメージとは全くかけ離れた「体力勝負」な日々でした。私の仕事は、アジアの4カ国の言語に訳された訳文シールと絵本を日本各地のボランティアのみなさんに発送し、完成した絵本を受け取るというものです。一見簡単そうに聞こえますが、何十冊、時には100冊以上の絵本を地下倉庫から運び上げる作業を何度も繰り返した日には、やり終えた私の顔を見た方に気を使わせてしまうほど、体力が必要な作業が多かったのです。

 忙しさに追われ、絵本を読む子どもたちのことなど忘れてしまいそうな普段の活動でしたが、事務所の中で私は、次の2つのたからものを見つけました。1つは、子どもたちが何度も読んでボロボロになった絵本です。この絵本を見ていると、子どもたちにとっていかに絵本が大切なものか、ということ、そして、絵本を通してではあるけれど、私たちは子どもたちとひとつにつながっているということを感じられます。

 もう1つは、東京事務所でシールを貼られた絵本のチェック作業を行っているボランティアのみなさんの思いです。「子どもたちが楽しく絵本を読めるように」という思いが溢れているみなさんの顔を見ていると、自然と絵本を笑顔で読んでいる子どもたちの姿が私の目にも浮かんできました。

 そうして活動をしているうち、あるスタッフの方の「活動を通して、自身の生活を見つめ直して欲しい」という言葉を聞いて、私ははっと気づかされました。SVAの活動は、子どもたちに支援している側であるけれども、実は子どもたちから平和の大切さや教育の必要性を学び、何より私達の生活や私達自身を見つめ直すきっかけを与えられていたのです。これをきっかけに、私が半年間の活動の中で感じたことや学んだこと、見たことを絵本にして伝えようと考えました。

 完成するまで、約4ヶ月。東京事務所のボランティアのみなさんにアンケートを取らせていただいたり、スタッフのみなさんと一緒に頭を悩ませたりと、やっとの思いで完成したものです。そのため多くの方々のご協力と思い出がたくさん詰まったものです。ぜひ、多くの方に読んでいただき、喜んでいただけたらと思います。


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 「えほんのたね」石澤沙紀 
 


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