昨年9月に発生したスマトラ島沖地震(死者1195人/インドネシア政府発表)では、13万棟以上の建物が被害を受けましたが、その多くが住宅です。現地政府による住宅補償の実施まで、今後1-2年はかかると見られています。現在も壊れかけた自宅で暮らす以外に選択がなく、家が崩れる危険を感じながら不安な日々を過ごす方々が居られます。
SVAでは昨年12月から日本のNGO「難民を助ける会」(認定NPO法人/以下「AAR」)と連携しながら仮設住居の建設支援を行ってきました。今月上旬までに被災地の3つの村で、合計188世帯分の仮設住居が完成しました。
◇写真:完成した住居に、村人が選んだ紫色のペンキが塗られました↑
地滑りで家や田畑を失った南マララ村(Malalak Selatan)では新たに開いた土地に18家族が暮らす仮設集合住宅が建ちました。
村のほぼ全世帯で住宅に被害がでたピサン村とブキジャリン村では、合計で174棟の仮設住居が間もなく完成します。
SVAやAARでは、住居建設のための資材や工具を提供しながら、毎週村を周回してきました。ほかの家に比べて建設が遅れている家族や、「周囲の助け」を必要としている人々が取り残されてしまわないように気をつけるためです。
田畑の仕事がいそがしい中で、村人たちが助け合いながら家を建てられるよう、村長たちと工夫を重ねてきました。開始から2か月、もうすぐ全ての家が完成します。
◇写真:巡回チームが建設の進捗状況を一軒ずつ確認する。↓
◇写真:「よかったね!」村人の表情も明るくなりました。↓
◇写真:壁用の合板を協力して担ぐ。左下:村の力持ち水牛がセメントを運ぶ。↓
◇写真:壁用の合板を協力して担ぐ。↓
◆ピサン村のカンバルディ村長とご家族◆
「夜は地震が怖くて、壊れかけた家の軒先に『ゴザ』を敷いて寝ていました。
これで、家族全員が安心して眠ることができます。ありがとうございました!」
◇写真:ピサン村のカンバルディ村長(左端)とご家族↓
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