ラオス北部のシェンクワン県は、石の壷がある『ジャール(Jar)平原』で知られています。広い草地にごろごろと転がる巨大な石造りの壷を見ながら、「酒つくりに使った」「穀物の貯蔵庫」「棺おけ」・・・とあれこれ想像をめぐらせてこの国の古い歴史に思いをはせるのはなかなか得がたい体験です。
この土地にはもう一つ、歴史にちなんだものがあります。
ラオスの子どもたちが置かれている教育環境が極端に悪いのは これまでもお伝えしてきました。でも、そんな中でも子どもたちは勉強に、遊びに元気です。
今回の写真は、先週尋ねた首都ヴィエンチャン近郊ボリカムサイ県のいくつかの小学校でのスナップです。
子どもたちは、教室でも、校庭でもみんなで集まって楽しんでいました。信頼できる仲間と一緒にいられるだけで幸せなのです。そこでは何も遊び道具はいりません。
私たちの仕事は、この子どもたちを支えていくことだとあらためて実感しました。
10月8日、ボートレースが開かれたこの日はメコン川に沿った通りは大勢の人で埋め尽くされました。普段は、喧騒とは無縁なヴィエンチャンですが、この日ばかりは車を締め出した道の両側には、前日から飲食物、衣服、日用品を売る数百軒の出店が並び、特設の遊園地まで出現、田舎からも大勢の若者が出てきて、まるで明治神宮の初詣の有様でした。
この2週間、これまでの猛暑が嘘のような曇り空が続き、朝晩、時には日中も雨が降るようになりました。いよいよ雨期の到来です。シトシトの雨もありますが、叩き付けるように猛烈な勢いで降る雨には圧倒されます。
そんな雨も、ラオスの子どもたちにとっては時には格好の遊び道具にもなります。
明日から、ラオス正月、ピーマイが始まります。すでに、猛暑をものともせず、にぎやかなお祝いが今週に入って各家庭、各職場で親戚、近隣、友人を招いて盛大に、あちこちで繰り広げられています。
SVAでも、昨日はお坊さんを招いての儀式。そして今日は駐車場にテントを張って、関係者を招いて盛大にお祝いの会が催されています。
集まったのは総勢50人以上、10時半過ぎに始まったバーシーの儀式。そしてそれに続く、唄、踊りのお祝いの会が3時の今も延々続いています。