26日(土)、ウンピアムキャンプにて、SVAの図書館を中心に展開する伝統文化教室の開講式が実施されました。
伝統舞踊、伝統楽器3種(タナキクロ、カナ、ソートゥ)を中心とした同教室は、キャンプ内では比較的地味な活動のせいか、これまでとりわけ開講式という形はとられていませんでした。
しかし、カレン難民委員会のキャンプリーダーであるワー・ティ氏は「伝統文化は今後、私たちが第三国に定住するにも、ビルマに帰還するにも、民族として糧になるものです。
また、キャンプ内では18歳以下で学校に行っていない子どもたちが300人もいます。様々な理由がありますが、そうした彼らに図書館で本に親しみ、伝統文化を楽しみながら学習できる機会を提供することは、非常な重要な課題なのです」と語ります。そして、キャンプ内に「伝統文化委員会」を設置、自らが委員長に就任して、本格的な活動に乗り出すことにしたのです。その決意の表れが、今回の開講式、とも言えるでしょう。
当日は、受講生、講師、伝統文化委員会の面々など、総勢100名近くの人びとが参列しました。これから12月までの5ヶ月間、活発な活動展開を期待したいものです。(小野)
※写真上:スピーチするワー・ティ委員長、同下:ソートゥを演奏する講師と小さな歌い手さん