2008年10月27、28日メラ難民キャンプにおいて図書館委員会メンバーを対象に図書館運営に関する研修会を開催しました。このような研修会は今年で3回目で、毎回キャンプ運営に携わる他団体の参加も募ってきましたが、今回は図書館委員会に加えて教育及び保育園委員会、カレン女性同盟、カレン青年同盟などたくさんの団体からの参加がありました。
難民キャンプで一般に知られているようで知られていない図書館。中には、SVA関係者のための図書館だと思っている人もいるとのこと。図書館がSVAの図書館ではなく、コミュニティの図書館として人々に認識されることが重要な課題となりました。
まず、キャンプ運営に関わる各委員会や自治組織の間で、図書館活動に対する理解を深め、協力を得られるような関係づくりを進めることにしました。研修会では、SVAの事業マネージャーのセーラーさんが、SVAの目的や活動、図書館や図書館員の役割について紹介。また、以前日本やインドネシアで受けた研修を生かして、日本の公民館図書館(室)やコミュニティ活動について説明しました。
メラ難民キャンプ担当のSVAスタッフ、プラウィットさんは、「今まで研修会を開いてきたが、第三国定住などで研修を受けた人たちがキャンプを離れていってしまい、活動を発展させるような協力関係を築いていくのはなかなか難しい。でもこのような研修会を毎度開き、地道に取り組んでいきたい」とコメント。また、メラ難民キャンプのカレッジの学長も兼ねている図書館委員長のアーサーさんからは、「これからはもっと図書館委員会やSVAのスタッフには各種の教育機関と協力していってほしい」とご要望も。より多くの子どもたちが図書館を利用できるようにするには、コミュニティの中で図書館の存在をもっと高めていくことが重要になっています。(加藤)