SVA 公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会

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スタッフからの便り(スタッフ日記)

スラムでの賢いブタの飼い方


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クロントイスラムは、タイでも最大級のスラムであり、住民は12万人とも、13万人とも言われています。場所も、線路わき、港湾近くの沼地、高速道路の下といろいろな環境があります。先日、そうした中のひとつ、港湾から伸びる引込み線の脇にある住宅街を歩いていたら、ごみ置き場に3匹のブタを見つけました。

 

 

 

  スラムは住宅密集地で路地も1メートル前後と狭いのですが、案外、動物がたくさんいます。ねずみ、猫、犬はいたるところにいますし、珍しいところで、へび、おおとかげ、わに、魚、すっぽん、かめなども、野良でいます。賭け事に使う鶏、魚が飼われているのもよく見かけます。クロントイスラムに関るようになってかなり経ちますが、ブタは初めて見ました。エンゲル係数の高いスラムの暮らしから出るごみは、ほとんどが食べ物のカスやその包みになります。それが無秩序にどさっと入れられている囲い、つまりごみ置き場の中にブタの親子がいたのです。熱心にごみを掘り返しもぐもぐ、もぐもぐ・・・。スラムならではのえさ代のいらない養豚です。アイデアに深く感心するとともに、このブタが卸される店では決して食事をしたくないなと思いました。

 

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クロントイスラムの様子 

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ごみをあさるブタの親子 

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