SVA 公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会

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教育奨学金事業・中高生学生寮の運営

新九州電力労働組合のみなさん、ありがとう!-パヤオ県サンティスック村で初めてのホームステイ体験-


sc20061214-3-1s.jpg タイの奨学金のご支援をいただいている新九州電力労働組合様の第9回国際研修が10月に開催され、6名が参加、19日間タイに滞在しました。タイ北部、東北部やバンコクのスラムを訪問し、タイの生活や文化、子どもたちの様子、教育状況などについて学び、現地の人々と交流しました。ここでは最初の訪問地、パヤオ県サンティスック村での様子をお伝えします。

 

 

タイ北部に位置するパヤオ県サンティスック村は、電気も水道も通じてない山岳地帯にあるモン族の村。サンティスッ久村へは、SVAシャンティ学生寮のある町からわずか20キロ程度の距離ですが、険しい山道を約3時間走らなくてはなりません。これでも数年前より道の状態は格段に良くなっているのですが、タイに来て2日目の団員のみなさんの顔は、やや引きつっていました。村に到着すると、さっそくホームステイを受け入れてくれる奨学生の家族が、団員のみなさんを迎えに来ました。緊張しながらも期待に輝いている村の子どもたちと一緒に、6名は初めてのホームステイを前に、不安な表情を隠せませんでした。
この村で3日間、団員のみなさんはホームステイ先の家族と一緒に山の畑で農業体験をしたり、稲刈りをしたり、保育園で交流するなど、コミュニケーションに苦労しながらも、それぞれ体当たりで過ごしました。最後の晩は、お待ちかねの文化交流会。用意してきた出し物を披露しました。ひょっとこのお面を被り、奇妙な動きをする「ひょっとこ踊り」は、村中の人々の大喝采を浴びました。最後には、町で買ってきた花火とコムローイと呼ばれる熱気球をそれぞれのホームスティ家族と一緒に上げて交流会は終わりました。夜空にゆらゆらとゆらめきながら上がっていく炎は、とても美しく幻想的な眺めでした。
お別れの朝、団員のみなさんとホームステイ家族は別れの挨拶をし、お礼を述べ合いました。肩を震わせて声を詰まらせる団員と、目を真っ赤にして鼻をすすりながら答える家族。村の家族は「また来て下さい」ではなく、「もうあなたは家族なのだから、いつでも帰ってきてね。待っているから」と挨拶し、最後は笑顔で一行を見送りました。

参加者の感想より
○生活、環境などこれまでの自分とまったく違ったスタイルで何もかも驚きだった。
○街から遠く、孤立した感じのある村だが、テレビなどで情報は流れ込んできており、その落差と、住民の選択肢の少なさを気の毒に思う。
○自然の中の村だけれど、どこを見てもビニールなどのゴミが多く放置されていて、環境に関する知識と教育の必要性を感じた。
○ホームステイの家族だけでなく、村全体でとても暖かく迎え入れられて感謝している。
○シャンティ学生寮の生徒たちの礼儀正しさ、暖かさに、良い教育をしていると感心した。
○交流会には村中が見に来てくれてうれしかった。
○来る前にはとても貧しく悲惨なイメージがあったが、実際は違い、実際に見てみないとわからなかったことがたくさんあった。

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 サンティスック村の保育園にて

 

 


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