2006年4月23日、スアンプルー火災から2年。 被災地にて、2周年の式典が行われました。
式典には、9人の僧侶(タイでは僧侶をお願いする場合、9人が一番望ましい数)を招き、読経の後、住民や関係団体から差し入れられた食事を僧侶に差し上げました。
シーカー・アジア財団プラティープ理事長は、地域再建における問題は山積みだが、力をあわせてひとつずつ解決し、前進していくように住民たちを励まし、また建設途中の建物を示して、完成後の地域に希望と責任を持つようにお話されました。火事見舞金3万バーツが未だに支給されないこと、焼け残りの家屋数軒が、住宅建設予定地にいすわったまま動かないこと、電機や水道の配置が予定通りに進まないことなど、問題は依然としてありますが、亀の歩みでも地域再建は確かに進んでおり、住民たちが力をあわせている熱意がよく伝わってきました。年頭に急死したセルフヘルプ委員会のメンバーの遺影も、式典に参加しており、暑く日差しもきつい日でしたが、住民たちはとても明るい表情でした。住宅模型の周りに人がたびたび集まり、「私の家はこのあたり、あなたは?」というように指差しあっている光景もたびたび見られました。子どもたちからは、自作の現代風ダンスや、タイ古典舞踊が披露され、参加者を楽しませました。スアンプルーの子どもたちは、仮設テントの図書館で、工事現場の土ほこりに紛れながらも、伝統舞踊の練習を続けています。
8月、スアンプルーの住宅建設は、「タイ時間」で、着実に前進しています。
「(住宅建設は)年内には必ず終わるだろう。あと数ヶ月の辛抱だよ・・」とつぶやく住民委員会のメンバー・ラヴィーさんは、腕を組んで、建設中の住居をじっと見つめていました。
集合住宅
セルフヘルプ住宅
8月6日(日)には、図書館スタッフがスアンプルーを訪れ、殺風景な工事現場に笑い声が響きました。
仮設図書館に集まった子どもたち