プルッティアオ地区は、ナムケム村の被災者の多くが移り住んだ新興住宅地域で、現在1200人ほどが暮らしています。被災後、SVAはこの地域の仮設住宅内で、被災住民や子どもたちが集える場として仮設図書館の運営を行ってきました。住民が恒久住宅に入り始めたところで、住民にとって憩いの場となるセンター的な場所が必要であると考え、地域内にコミュニティ図書館を建てることになりました。図書館がオープンした昨年6月以来、プルッティアオ図書館は子どものみならず地域住民に広く利用されています。
また図書館だけの機能に留まらず、楽しいゲームや遊び、工作、伝統舞踊教室など、様々な行事を催しており、現在会員は約380人、蔵書数は1400冊余までとなりました。図書館の利用者数を把握するために、入り口には4つの缶が置いてあります。それぞれ、「大人・女性」、「大人・男性」、「子ども・女性」、「子ども・男性」と区別されており、入館の際に、用意してある「ビンのふた」を自分が属する缶に入れることになっていて(写真参照)、これで、その日の利用者が把握できる仕組みとなっています。図書館ボランティアのビウさんもクワンさんも、子どもが大好き。彼女たちも被災者でありながら、地域の子どもたちに寄り添い、元気に活動しています。
入館する際はビンのふたを缶にいれる
プルッティアオ図書館内の風景